VRプラットフォーム

Metaは最新のQuestストアの収益に関する情報を発表し、総売上が20億ドルを超えたと報告していますが、この数字は昨年から変わっていません。2024年の総支払いは12%増加し、ユーザーの月間VR利用時間は前年より30%増えたとのことです。ところが、Quest 3発売以降は収益の成長が停滞しています。Quest 2は300ドルで発売され、COVID-19の影響で人気を集めましたが、Quest 3は500ドルと高価で、混在現実の機能が成熟していないため人気が落ち込み、2024年には300ドルのQuest 3Sが発売されました。今後、これらの変更がストア収益に与える影響を観察する必要があります。また、新しいユーザー層は、無料プレイコンテンツを求める傾向が強いと報告されています。

HTCは新しい3Dコンテンツプラットフォーム「VIVERSE Worlds」を発表しました。これは「YouTubeの3Dコンテンツ版」を目指し、3Dコンテンツのウェブ上での柔軟なホスティングと閲覧を可能にします。特定のアプリのダウンロードが不要なWebベースのインターフェースを提供し、高品質の3Dコンテンツを提供するためにHTCのPolygon Streaming技術を活用しています。ビジネス用途を最初のターゲットとしており、ショッピング体験やバーチャル製品展示会のような没入型体験を企業や一般消費者に提供することを目指しています。Sketchfabとの統合や、VIVERSE CreateやPlayCanvasを利用したコンテンツのサポートも行っています。しかし、収益化戦略についての詳細はまだ明らかにされていません。