環境アーティストのDiamondDog氏がUnreal Engine 5を使ったリアルなシーン構築チュートリアルコース「Ancient Valley UE5 Realistic Scene Full Process Tutorial」をオンライン学習プラットフォーム「WINGFOX」で提供を開始しました。このコースは、より効率的なワークフローを採用し、シーン構築のプロセスを効果的に指導する内容となっており、10時間 / 27のレッスンで構成されています。使用ソフトウェアにはUnreal Engine 5、GAEA、MAYA、Adobe Premiere Proが含まれています。
BlenderNationの記事で、最新の3DキャラクタージェネレーターであるCharacterz 5が紹介されています。このパックは9つの異なる3Dパックからなり、様々な体型、年齢層、民族性、およびペットや3Dルームが含まれています。AR/VRやThree.jsのプロジェクトに簡単に統合できるキャラクターの生成が可能で、3,000億以上の組み合わせが提供されています。バージョン2では、数秒で様々なキャラクターを生成でき、初心者向けのチュートリアルもYouTubeで多数提供されています。
ゲーム開発者であるSWERYは、VRが次の主要なコンピューティングプラットフォームになると考えています。彼はVRがゲームを超えて進化し、従来のモニターやテレビ、さらには車のミラーを置き換える可能性があると述べています。さらに、公共交通システムと統合され、リアルタイムの交通情報を表示するなど、世界との相互作用の仕方を再構築する潜在能力があると予想しています。彼の考えでは、将来的にVRがスマートフォンのように新しい基盤技術になると予測され、軽量化や高速ネットワークの普及に伴い、VRでできることが広がるだろうとしています。
PSVR 2は新たなハンドトラッキング対応ゲーム『Masters of Light』を導入し、デベロッパーがこの新機能に徐々に対応しています。『Masters of Light』ではプレイヤーが手の動きで魔法を使い、リアルタイムでのバトルを楽しむことができます。開発は複雑でありながらも、COVENとALBYONが手がけ、PSVR 2向けのアップデートをリリースしました。また、このゲームはQuestバージョンとも機能を揃えており、Steamでもまもなくリリース予定です。デベロッパーの苦労の一環として、UnityがPSVR2のハンドトラッキングをサポートしていないため、独自のプラグインを作成しました。現在、PSVR 2では他にハンドトラッキング対応ゲームは『Waltz of the Wizard』のみです。
株式会社TAがゲーム開発向けに設計したMaya用モジュラーリグシステム「UZURIG 2」がリリースされました。UZURIG 2は無料で商用利用も可能で、既存の骨構造に対しリグコントローラを構築することで柔軟なリギングを提供します。FKベースの骨アニメーションをリグコントローラへ変換するFBXインポートにも対応しています。
Verge3D 4.9は、Blenderと統合されたWebGL作成ツールの新しいアップデートで、スタンドアロンHTMLファイルへの直接エクスポートが可能になりました。このバージョンは、障害物を避ける自動スライド機能やマルチマテリアルオブジェクトのサポート、クローンオブジェクトの改善、プロシージャルラインの制御強化、Blender 4.4との統合などの新機能を追加しています。Verge3Dは、3Dコンフィギュレーター、eコマース、eラーニング、ゲームの作成を容易にするアーティストフレンドリーなツールキットです。
Jared Taylor氏が公開した「Proc Hit React v1.0」は、Unreal Engine 5向けの無料でオープンソースのプラグインで、物理ベースのプロシージャルなヒットリアクションを簡単に追加することができる。スケルタルメッシュに対し、高度なカスタマイズと拡張性を備えており、ブループリントでの完全な拡張も可能。シングルプレイヤーおよびマルチプレイヤーの両方に対応し、UE5.3以上をサポート。多くの機能はまだベータ版となっている。
2025年5月17日に京都コンピュータ学院で「OPEN GAME FEST 2025」というゲーム開発カンファレンスとインディーゲーム出展イベントが開催されます。このイベントでは、ゲーム開発に関するセッションやスポンサー展示、インディーゲーム作品の展示、ゲーム開発と映像制作の体験ハンズオンが行われる予定です。主催は株式会社Indie-us Gamesで、入場は無料です。
GAME CREATORS CONFERENCE'25が2025年3月28日に大阪で開催され、エンタメコンテンツ開発者向けの大規模勉強会として24のセッションが予定されています。参加対象はクリエイターや技術者、ゲーム業界を目指す学生などで、リアルでの交流を促進する懇親会も予定されています。
Vedant Gosavi氏が、対話型生成AIのClaudeなどとUnreal Engineを連携させるためのツール「UE5-MCP(Model Context Protocol)」をGithubにて無償で公開しました。UE5-MCPは、BlenderとUnreal Engine 5のワークフローに統合されており、ゲームレベルの制作、アセット管理、ゲームプレイのプログラミングを強化するエンドツーエンドのパイプラインを提供します。
Taras TereshchenkoによるUnreal Engine向けのプラグイン「Custom Billboard」がリリースされました。このプラグインは、ゲーム開発においてよく使用されるビルボード用マテリアルノードを手軽に追加でき、GPU上で高性能に動作します。現在、Fabで個人向けが$9.99、プロ向けが$19.99で販売中です。
この記事では、CGboxが「Medieval Game Assets」という中世をテーマにしたゲーム開発や3Dアート向けのアセットコレクションを紹介しています。このアセットは、270種類のアイテムを含み、BlenderだけでなくUE5やUnityでも利用可能です。価格は$34.90で、Bproductionが制作しています。また、類似のアセットや関連するツールも紹介されています。
Toast Interactiveはオーストラリアを拠点とするVR開発会社であり、主に『Richie's Plank Experience』や『Max Mustard』で知られていますが、オフィスを閉鎖し、従業員の大半を解雇するという決断をしました。このことはソーシャルメディアを介して発表され、苦しい決断であると述べています。解雇されたスタッフへのサポートを提供することにしています。一方で、タイトルの開発は続けるとしていますが、その具体的な形態はまだ不明です。また、Questストアでの発見性問題がMax Mustardの売上に影響を与えたとし、不確実なアルゴリズムが原因でゲームが適切に認識されなかったと説明しています。
この記事では、Unreal Engine 5 (UE5)初心者向けに、アセットの入手方法とプロジェクトへの追加方法を詳しく解説しています。アセットはEpic Gamesの公式マーケットプレイスであるFabから取得する方法、外部サイトからダウンロードする方法、3DCGソフトで自作する方法の3つが紹介されています。また、取得したアセットをUE5プロジェクトに追加する手法として、Epic Gamesライブラリからの追加、Fabプラグインを使った直接追加、FBXファイルのインポート、「アクタを配置」パネルを使った追加が述べられています。これにより、UE5プロジェクトに高品質なアセットを効率的に取り込み、魅力的なコンテンツを短時間で作成することが可能です。
nDreamsは2つの内部VRスタジオを閉鎖し、新しいスタジオ「Compass」を設立しました。戦略的再編の一環として、閉鎖されたスタジオの40名のメンバーがCompassに参加しましたが、他の従業員は解雇されました。Compassは元EAとActivisionのプロデューサー、Callum Godfreyが率い、VRの若い観衆をターゲットにした急速なプロトタイピングを行うことを目指しています。nDreamsの長期計画の一環として、Swedish Aonicが1億1千万ドルでスタジオを買収しました。