HomeriseはApple Vision Pro向けのアプリで、VRやミックスリアリティ内でスマートホームの管理が可能です。従来の物理スイッチではオフラインになってしまうデバイスを、デジタルスイッチを使ってより便利に操作できるようにします。Homeriseは、HomeKit対応のアクセサリー、URL表示、ウィジェットを含むカスタマイズ可能なコントロールを提供し、部屋の壁に貼り付けて、照明や電化製品の操作を簡単に行うことができます。暗闇でも操作可能で、室内の雰囲気を簡単に調整できます。
株式会社ハシラスが開発したXRアトラクション「XR観覧車~光のクジラと空の遊園地~」が、2025年3月から東京と大阪の2か所で順次稼働を開始します。このアトラクションは、XR技術を利用した新しいエンターテインメント体験を提供します。参加者は「Meta Quest3」ヘッドセットを使用して、現実の風景にCG映像を重ねた幻想的な旅を楽しむことができます。この観覧車は、各施設で設定されている特有のストーリーと景色を活かし、観光施設の新たな魅力を引き出します。
monoAI technology株式会社はAR市場への参入を支援するため、AR開発企業をジャンル別に整理した「AR開発企業カオスマップ」を公開しました。このマップは、コンテンツ制作、教育・トレーニング、エンタメ、コンサルティング、小売・マーケティング、産業・業務システムの6つのカテゴリで企業を紹介しており、AR技術の導入を検討する企業や投資家の指針となることを目的としています。
2025年日本国際博覧会協会は、4月3日に「大阪・関西万博バーチャル会場」をプレオープンします。このプレオープンでは、「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」アプリを通じて、バーチャル会場を散策し一部コンテンツを体験することが可能です。本格的なグランドオープンは、4月12日正午頃に予定されています。このアプリは、無料でダウンロード可能で、iOS、Android、Windows、Mac、MetaQuest2,3に対応しています。
東京メトロとソニック・ザ・ヘッジホッグがコラボした「飛び出すソニックARおみくじ」イベントが、2025年3月17日から3月31日まで後楽園駅で実施されます。参加者は「東京メトロmy!アプリ」を使い、後楽園駅に掲出されたポスターをARカメラで読み込むことで、ソニックからの応援メッセージを受け取ることができます。関連企画として、東京ドームシティ内でソニックとコラボしたフード・ドリンクも販売されます。
フランスのMICROOLEDと台湾のQuanta Computer、オランダのSTMicroelectronicsの3社が、スポーツやアウトドア向けの軽量かつ低消費電力のスマートグラスのリファレンスデザインを共同開発しました。このデザインは、移動中にリアルタイムで重要情報を表示するニーズに応えるためのもので、MICROOLEDのAR技術「ActiveLook」を採用しています。STMicroelectronicsのSTM32U5マイクロコントローラが搭載されており、低消費電力と高度なグラフィック機能を両立しています。開発者はActiveLook APIを用いて新しいアプリケーションの開発が可能です。
Metaは、UnityとUnrealの組み込みOpenXRサポートを推奨することを発表しました。OpenXRはAR/VR/MR向けのオープンスタンダードAPIで、多くの産業で支持されています。MetaはOpenXRの開発に重要な役割を果たしており、次の週からUnityとUnrealのOpenXRサポートを推奨する方針を打ち出しました。これにより、開発者は特定のヘッドセットに依存しないアプリ開発が可能になります。ただし、MetaのUnityとUnreal統合では、他のPC VRヘッドセットがブロックされる問題があり、今回の推奨はその改善の一環とされています。
株式会社palanが提供するノーコードAR作成サービス「palanAR」が、静岡県立美術館で展示される伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」に伴うAR体験として採用されました。このAR体験は、美術館の訪問者が作品のユニークな動物たちと記念撮影できるというもので、AR作成がノーコードで可能な「palanAR」の特徴を活かした効果的なコラボレーションとなっています。本プロジェクトは静岡県立美術館と株式会社CHAOSRUが連携して制作され、訪問者に新たな鑑賞体験を提供します。
株式会社ABALは、現実空間を無限に拡張するXRエンターテインメントプラットフォーム「Scape」を発表しました。このプラットフォームは、大人数の同時体験を可能にし、運営コストを抑えることができる高効率なシステムを備えています。「Scape」は、現実の行動がバーチャルの世界に影響を与える仕組みを持ち、以前のXRエンターテインメントの課題を解決しています。
SuperSplat 2.0は、3D Gaussian Splatsデータの編集や公開を簡単に行うためのオープンソースプラットフォームで、オンラインリリースが行われました。新版では、ウェブでのスプラット公開、カメラフライスルーの作成、コミュニティでのスプラット検索、ARやVRでの体験などが可能になっています。このプラットフォームは、ブラウザ上で軽快に動作するエディターを備えており、使いやすさが特徴です。
この記事では、AppleのARツールであるReality Composer Proを用いて、USDZ形式でアセットをエクスポートする方法が解説されています。これにより、作成したアセットの簡単な保存・共有が可能となり、チームでのプロジェクト作業が効率化されます。USDZ形式は3Dコンテンツの保持に適しており、アセットの再利用や他プロジェクトへの転用が簡単です。次期iOSやmacOSでもこれがサポートされ、今後のアプリ開発に役立つツールとなるでしょう。また、Apple Vision Pro向けのアプリ「Vision Brew Journey」が紹介されています。
ドイツの車内VRスタートアップ、Holorideは組織再編と戦略の刷新を行い、新たにシンガポールに持株会社を設立し、B2Bビジネスモデルへと転換しました。既存の消費者向けモデルから、自動車、エンタメ、ツーリズム分野の企業に技術をライセンス供与する戦略に切り替え、アジア市場への進出も強化します。新体制では、スマートフォンやタブレット、AR/MRグラスで利用可能な統合ソフトも2025年初頭に提供予定です。また、車内エンターテイメント分野でのリーダー的地位を早期に築くことを目指しています。
Acerは、裸眼3D立体視カメラ「SpatialLabs Eyes ASEC-1」を発売しました。このカメラは片目8MPの高解像度で、3D写真や動画を撮影可能です。また、オートフォーカス、タッチフォーカス、電子式手ブレ補正などを備えており、さらに詳細な調整ができるマニュアルモードも搭載しています。このカメラで撮影した3Dコンテンツは、Acerの対応デバイスやApple Vision Pro、Meta Questなどで視聴可能です。
MetaのXR部門でVPを務めてきたマーク・ラブキン氏が、家族の健康上の事情で2025年3月に退社することが発表されました。ラブキン氏はMetaで18年間勤務し、Quest 3やQuest 3S、Horizon OSのプロジェクトに大きく貢献しました。Metaはラブキン氏の影響力の下でXR戦略を進めてきましたが、後任者は近日中に発表される予定です。
2025年において、AppleのVision Proは一般の人々に対するコストパフォーマンスが不足していると評されています。Vision Proは優れたヘッドセットで、特にFaceTimeの没入感やiPadアプリの互換性、自動3D写真変換、超広角の仮想モニター機能などが魅力ですが、これらの機能や体験に対して3,500ドルの価値を感じられる人は少ないとされています。価格が異なれば推薦は変わるとされており、最新の技術を楽しむ余裕がある人や革新的な体験を求める人向けの製品といえるでしょう。
スターティアホールディングス傘下のクラウドサーカス株式会社が開発したARツール「COCOAR」が、新宿髙島屋で初めて実施される「ARさくらまつり」に採用されました。このイベントでは、訪日外国人観光客も含めて、スマートフォンを用いてAR体験で桜の花見を楽しむことができます。「COCOAR」は2013年から提供され、簡単にARコンテンツを作成できるプロモーションツールとして7000社以上に導入されています。
AR開発を行う株式会社palanは、「予算消化応援キャンペーン」を開催し、キャンペーン期間中にARプロモーションやイベント施策の依頼を受けた企業に対して施策費用の30%を割引することを発表しました。このキャンペーンは、企業が年度末に残った予算を有効活用できるように、ARを活用した施策をコストを抑えて実施できるよう支援するものです。ノーコードのWebAR作成ツール「palanAR」を利用して、迅速かつ手軽にARコンテンツの開発が可能であり、過去にはカルビーやモスバーガーといった企業との実績があります。